ワーママ・共働き

【夫の育児休暇を取りました】|我が家に起こった変化|うまくいくためのポイント|

こんにちは。
ご無沙汰しています。

実は里帰り期間が終わるタイミングで夫が2週間育休を取ってくれていました。
ネットで検索すると「夫 育休 役立たず」など厳しい意見も・・・。
感想を一言でいうと・・・

最初はモヤモヤすることもあったけど、助かったことも多い。結果取ってもらってよかった!!

これから産休を取られる方、夫の育休も取ってみたい、取ろうか迷っている方の参考になればと思います。

我が家の基本情報

  • 夫・・・30代 会社員
  • 妻・・・30代 会社員
  • 長男・・・2歳0カ月。保育園(8時半~16時半)
  • 次男・・・2ヵ月

夫が育休を取ろうと思ったわけ

子供好きの夫。今しかない子どもとのこと・時間を楽しみたいというのが一番の理由。
そして私の負担も半分になればよいと思い育休を考えていたそうです。

また会社で男性で育休取得した人もおらず、パイオニアにもなりたかったそう笑

なのでもともと一人目から育休を取ろうと思ってくれていました。

しかし夫の仕事はコロナの影響で過去一番の忙しさでした。
基本帰ってくるのは子どもも私も寝た後。私も先に寝ていたので、あまり乳児期をゆっくり過ごすことができませんでした。

二人目妊娠中からリベンジすべく育休を取るぞ!と宣言していました。

実際の育休取得時期と期間

  • 時期・・・次男が2カ月の頃。
  •  里帰りから自宅に帰る時期に合わせて取ってもらいました。

  • 期間・・・2週間。
  • 当初は半年ぐらい取りたいと考えていましたったが、仕事の兼ね合いもあり2週間に)

    夫の職場での事前準備

    厚生労働省のレポートによると男性の育児休業取得率は12.65%。
    様々な制度は整いつつあるものの、まだまだハードルが高いのが現実です。

    実際に育児休暇と取るにあたり、夫が行った準備がこちら。

  • 子どもが出来る前から育児休暇に関心があることを周りに話す。
  •  準備は子どもが出来る前から始まっているそうです笑

  • 妻の妊娠を報告した時点で育休を取りたいと考えていると周りに伝える。
  •  ポイントは上司との面談以外に、何気ない会話の中でも育休を取ってみたいということを周囲に伝えておくこと。

    育休中の給付金は? 社会保険料は?

    「育児休業給付金」が雇用保険から支給される

    会社員の場合給与は支給されませんが、代わりに雇用保険から「育児休業給付金」が雇用保険から支払われます。
    育児休業給付金の受給条件には就業期間などあるで事前に該当するか確認しましょう。

    育児休業給付金は、育休開始から6カ月は休業前給与の67%、それ以降は50%支給されます。
    これは女性と同じ内容ですね。

    ちなみに夫の場合は育休期間が2週間だったので、日割り計算で支給されます。

    育休期間中は社会保険料が免除される

    こちらも女性と同じように条件を満たせば社会保険料が免除されます。

    なお、社会保険料については、現状「育休期間に月末を含んでいること」が、その月の社会保険料が免除になる条件となっています。これは月末に1日でも育休を取得すれば、ボーナスに対する社会保険料にも適応されるため、「パパ育休の抜け道」とも呼ばれ、この免除目的に育休を取ることが問題となっていました。

    そのため、2022年10月からボーナスの社会保険料免除については、1カ月を超える育休取得が必須になります。
    一方で、毎月の社会保険料については、これまでの月末に育休を取得していなければいけなかったものから、「月末を含まなくとも、同月内に2週間以上の育休を取得した人」も免除の対象となります。


    育休取得後の我が家の変化

    上の子がさらにパパっ子なった

    パパと遊ぶ時間も増えて、一気にパパっ子になりました。

    強い赤ちゃん返りはなかったのですが、それでも下の子を抱っこしていると「ぼくも~」「次男を抱っこしないで~」と訴えてくることもありました。
    育休中はパパとたっぷり遊ぶ時間ができ、満たされるものがあったのか無理を言うことが減りました。

    夫の家事・育児スキルが上がった

    もともと家事・育児はやってくれる方でしたが、さらにスキルが上がりました。

    朝ごはんの準備から着替え、お風呂から寝かしつけま一通り出来るようになったし、こちらから言わなくても色んな家事をしてくれるようになりました。

    育休が終わっても、夜の家事・育児(お風呂上がりの子どもの保湿と着替え、洗い物、洗濯機のセットなど)はずっとしてくれています。

    上の子とゆっくりする時間が増えた

    やはり下の子が生まれるとそちらに手がかかり、上のことゆっくりする時間が持てませんでした。

    夫が育休中は保育園のお迎えは私一人で行き、その後自転車で少し遠くに電車を見に行ったり公園に行きました。
    下の子がいると一緒に遊具で遊べなかったりしますが、この時はたくさん一緒に遊ぶことができ、とても幸せな時間でした。

    ママの一人時間が取れるようになった

    ここぞとばかり、美容室、サロン、マッサージと一人時間をおう歌しました。
    私の機嫌がとても良くなりました笑

    リフレッシュにもなり心の余裕が生まれ、結果イライラすること少なく夫や子どもにも優しく感謝の気持ちで過ごすことができました。

    改めて一人時間の大切さを認識しました。
    「疲れているなぁ」「イライラして、心が狭くなってきてるなぁ」という時には一人時間をもらうようにしています。
    送り出すと妻が機嫌よくなるので、夫も快く送り出してくれます。

    夫婦二人の育休期間がうまくいくためのポイント

    手伝ってほしいことはきちんと言葉にする

    察してほしいなんて気持ちはさっさとゴミ箱に捨てて、きちんと言葉にして伝えましょう。

    こうして欲しいという期待と現実に差があると、お互いイライラの原因になります。

    お互いの一人時間を尊重する

    家の中にずっと2人で赤ちゃんといるのは意外に疲れます。

    育休中でもずっと一緒にいなくてもいいんです。
    お互いの生活リズムも大切することが大切で、お互いの役割分担などやるべきことをやってくれていればそれ以外の時間は干渉しないことが重要です。

    私はなんだか育休中の過ごし方を監視されているような気持になり、一人イライラ・モヤモヤしました。
    振り返ると今までの生活リズムを崩れたことが原因だったと思います。

    二人の生活リズムができるまでぎくしゃくするかもですが、それぞれの一人時間も尊重することがぎくしゃくを解消する助けになります。

    感謝の言葉を大切に

    大切なことですが、ついつい忘れがち。やってくれることが当たり前になってくるといわなくなってきがちです。
    自分が言われてうれしいように、相手も言われるとうれしいし、また頑張ろうとなるものです。

    シンプルなことですが、「○○やってくれて、ありがとう」というようにしています(忘れてることも多いけど笑)。

    夫の会社の反応

    女性陣やからはよくやったと称賛してもらえた一方で、男性上司世代からは特に触れられなかったそうです。

    上司世代(50代)の人からすれば男性の育休なんて考えられなかったし、男性がわざわざ取らなくても家庭は何とかなるものという考えもあるのかもしれません。
    権利や制度としての認知は進んでしますが、実際取るとなると社会の逆風はまだまだ強いのかと感じました。

    育休取得してみての感想

    最初は一人気ままな生活リズムが変わりイライラ・もやもやすることもありました。
    ただ生活リズムや距離感がつかめてくると、助かることが本当に多かったです。
    何より心に余裕を持つことが出来ました。

    夫は子どもの生活や成長を近くでじっくり見れてよかった、今しかない子どもとの時間を過ごせてよかったと言ってました。
    そして3人目の時はもっと長く取るぞー!と気合がすごいです。

    子どもが小さいときの時間も家族みんなで過ごせる時間は短い。少し収入も減るけれど、子どもとじっくり過ごせる時間はプライスレスだし、家族の糧になると信じてます。

    男性の育休取得はまだまだなじみがないけれど、少しずつでも増えてくれれば思います。